ユーロドクターコンシェルジュ合同会社は、医療機器の治験や臨床研究におけるCRO(開発業務受託機関)のコントロールとモニタリングを専門とする会社です。

治験の現場では、精度の高いデータを確保しながら、限られたリソースでスケジュール通りに進めることが求められます。

私たちは、その難題を現実的に解決するパートナーとして、企業の立場に立った支援を行っています。

「初めての治験で何から手をつけていいか分からない」

「CROに任せきりで進捗が見えない」

そんな悩みに寄り添い、治験体制を整えます。

企画から完了まで一貫して伴走し、貴社の開発を確実に前へ進めます。

私たちが大切にしている価値

私たちの軸は「早期発見・早期解決」と「スケジュール遵守」です。

治験は複数の関係者が関わるため、情報の行き違いや判断の遅れが大きなリスクにつながります。

そこで私たちは、報告・確認・決定のサイクルを明確化し、迷いなく動ける環境を設計します。

小さな問題をその日のうちに整理し、リスクを“未然に防ぐ”こと。

これが、安定した治験運営の鍵です。

一つひとつのプロジェクトを丁寧に支えながら、現場が安心して業務に集中できる仕組みを築きます。

品質とスピード、そのどちらも妥協しない姿勢こそ、私たちの信頼の源です。

立ち上げの背景

創業者は医療機器メーカーで治験担当として長年の実務を積み、CROとの協働における課題を痛感してきました。

社内に治験の実務知識が少ないために判断が遅れ、結果的にスケジュールが後ろ倒しになった経験。

この実体験が、「CROを正しく動かす知識と現場感覚を持つパートナーの必要性」を強く意識させました。

ユーロドクターコンシェルジュは、その想いから誕生しました。

企業の“治験担当の右腕”として、CROを動かし、組織を前へ導く。

私たちは、かつての自分たちのように悩む担当者を、一人にしません。

私たちが解決する課題

医療機器ベンチャーが直面する代表的な課題は3つあります。

  • 治験窓口担当者の経験不足による判断の遅れ
  • 兼任体制によるリソース不足
  • CROとの情報共有の滞り

これらが重なると、開発の停滞や品質低下を招きます。

そこで私たちは、プロジェクト体制の整理・連絡経路の明確化・承認フローの統一を通じて、現場の混乱を防ぎます。

打合せの進め方から議題の設定、報告資料の作成までを支援し、組織として意思決定のスピードを高めます。

「誰が・いつ・何を判断すべきか」を明確にすることで、治験を計画通りに進める。

これが、私たちの使命です。

現場に根ざした支援スタイル

私たちの強みは、「現場を知っているCROコントローラー」であることです。

代表自身がモニターとしての経験を持ち、治験現場で起こり得るリスクや問題点を的確に把握できます。

自ら手を動かす立場ではなくとも、

「どこでつまずきが起きやすいか」

「どの手順に注意すべきか」

を現場感覚で理解しているため、リスク管理を意識した対応が可能です。

この経験をもとに、問題の“芽”を早期に見つけ、解決まで一貫してサポートできるのがユーロドクターコンシェルジュの特徴です。

CROコントロールを基本業務としながらも、必要に応じてモニター登録を行い、現場での状況確認を実施。

机上の管理だけでなく、実際の現場の温度を感じながら的確に判断します。

「書類の上だけでは見えない問題を、現場の視点で捉え、早期に解決へ導く」

それが私たちの支援スタイルです。

この両輪(CROコントロール+現場理解)により、治験を止めず、確実に前進させる体制を築いています。

お客様へのお約束

ユーロドクターコンシェルジュは、貴社の治験を最後まで伴走し、スケジュール・品質・信頼の三拍子をそろえて支えます。

治験が計画通りに進むことで、社内メンバーが安心して本業に集中できる。その状態をつくることが、私たちの最も大切な役割です。

報告は簡潔に、判断は的確に。迷いのない治験運営を仕組みで支えます。

適切な治験体制を共につくる。

それが、ユーロドクターコンシェルジュの約束です。